診療内容
漢方内科
当院では、希望に応じて保険診療での漢方薬(エキス製剤)の処方を行っています。
当院医師は、日本東洋医学会に所属し、東洋医学(漢方医学)のメッカである北里大学東洋医学総合研究所にて研修を受けております。
西洋医学でははっきりとした診断がつかないために、適切な治療が行えない場合も、東洋医学(漢方医学)の理論でアプローチしてみると、意外とシンプルな処方で改善することがあります。
- 病気というほどではないけれど、気になる症状がある
- 通院しているけれど、なかなかよくならない症状がある
- 冷え性や風邪をひきやすいのは、体質だと諦めていた
などという場合は、漢方薬で改善する場合がありますので、お気軽にご相談ください。
漢方薬の誤解1:漢方薬は高い
漢方薬は高いというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
現在、医療用の漢方エキス製剤は、約150種類が保険適用されますので、薬局で購入するよりもお得です。詳しい問診やお腹の診察(腹診)を元に処方しますので、症状や体に合った漢方薬を処方できます。
漢方薬の誤解2:長く飲まないと効かない
「漢方薬は効くまで時間がかかるんですよね」と言われることがあります。
救急外来で使用される漢方薬もあり、種類によっては即効性が期待できるものもあります。
体質や病状によって異なるので一概には言ませんが、数週間の内服が効果判定の目安と言われており、体質に合えば、長く飲んでいただけます。
また、漢方薬もお薬ですので、副作用もあり、時々血液検査等でチェックすることも必要です。
漢方薬の誤解3:薬を煎じるなど面倒くさそう
「漢方薬=生薬を煎じる(煮出す)」というイメージがあるかもしれません。
今はほとんどがエキス剤と言われる、煎じた湯液から抽出された成分を濃縮したものです。顆粒もあれば、錠剤になっているものもあり、手軽に飲みやすくなっています。